この記事では、なぜ競馬が広まったのかを、
日本・ヨーロッパ・アメリカ・中東に分けて、
それぞれ解説しています。
日本で競馬を楽しむ上ではもちろん、
最近は日本馬が積極的に海外に参戦しており、
海外のレースをご覧になる機会が増えていると思います。
その際、各国での競馬の始まりを理解しておくと、
海外競馬を見るのも楽しくなると思います。
最古の競馬はいつなのか
世界で初めて競馬が行われたのは、
古代ギリシャやローマ帝国で行われた戦車競馬とされています。
戦車を複数頭の馬で引っ張り、その速さを競うという競技であり、
紀元前680年ごろに古代オリンピックの種目となったと見られています。
競馬の歴史は、少なくとも約2700年は続いているってことか~
引用:https://gamble.jp/keiba-blog/horse-racing-the-oldest-sport-in-the-world-mastered-in-japan/
日本での競馬の始まり
日本における近代競馬は、1862年に始まりました。
1862年というと、、、江戸時代だわ!!
江戸時代末期、300年続いた鎖国が解かれた後、横浜に外国人居留地が作られ、
そこで西洋人向けの娯楽として始まりました。
その後、競馬は人気を博していき、1888年には
横浜の根岸競馬場で馬券の発売が行われていました。
馬券の発売が日本でも始まったんだね~
にしてもめちゃくちゃオシャレ!!
日本人による馬券の発売は、政府による黙許のもと1906年に始まりました。
しかし、競馬倶楽部の乱立や競馬熱の過度な高まりを受け、
弊害も目立つようになっていきました。
馬券発売の禁止
こうした情勢のなか、1908年10月1日に新刑法が施行され、
10月6日に政府は馬券の発売を禁止しました。
元々、馬券発売は黙許されていたんだね…
この頃から、ギャンブル的な側面があったのかもしれないね…
馬券発売を禁止した後、政府の補助金等により
競馬はかろうじて存続していました。
しかし馬の能力向上や生産奨励のためにも、
競馬法を制定し馬券を発売する必要性を
多くの競馬関係者が国に働きかけ続けました。
競馬法の制定~現代競馬へ~
そして1923年3月24日に競馬法(現行の法律と区分し、旧競馬法と言われる)が成立し、
この法律に基づいた競馬の施行、馬券の発売が行われるようになりました。
ついに復活!!
その後、1936年の法改正により、
全国11の競馬倶楽部は廃止統合され、日本競馬会が設立されました。
終戦後の1948年には、日本競馬会は解散せざるを得ない状況となり、
新たな競馬法(現行の競馬法)が制定されました。
これにより、1954年9月までの約6年間は国営競馬の時代が続きました。
1954年9月16日、日本中央競馬会法が施行され、
日本中央競馬会が設立、国営競馬を引き継ぎ現在に至っています。
ついに我らのJRAが設立されたよ
ちなみに日本中央競馬会の初代理事長に就任したのは、
旧競馬法制定に尽力した安田伊左衛門という方で、
安田記念はこの方の名前から命名されました。
さいごに
以上で「なぜ競馬は広まったのか」の記事は終わりです。お疲れ様でした。
わからないことや、もっと知りたいことがあれば、
https://twitter.com/keiba_bunibuniのツイッターでも、
サイトのお問い合わせからでも、
気軽にご質問いただければと思います。
また競馬場で快適に、楽しく過ごすための情報を
これからもどしどし記事にしていきます。
以上になります!
引用:
https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w173.html https://infoburu.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e7%ab%b6%e9%a6%ac%e3%81%ae%e6%ad%b4%e5%8f%b2/
コメント